通信制の声優養成所の学費はローンで支払うのもアリ

公開日:2018/07/01  最終更新日:2018/05/23

通信制の声優養成所の学費はローンで支払うのもアリ

 

通信制の声優養成所は入学金と学費を合わせて年間で約50万円~100万円ほどが相場です。
費用が安いところでも入学金だけで数万円~10万円と高い金額がかかるため、今すぐお金を用意することができないという状況なら、ローンを検討するのもアリです。

 

声優養成所で使えるローンの種類

声優養成所の学費を支払うために利用できるローンは「民間企業のローン」「国の教育ローン」「声優養成所のローン」があります。
ローンは金利で損得が決まりますが、金利が安いのは国の教育ローンです。

◇国の教育ローン
国の教育ローンは「日本政策金融公庫」が提供するローンです。
融資の対象となる学校は「修業年限が6ヶ月以上、中学卒業以上を対象とする教育施設」となっているため、声優養成所の殆どが対象です。
このローンの使途は学費以外にも、交通費や宿泊費などを含めて受験費用、在学のために必要となる住居費用など、基本的に学校に関する名目であればその殆どが対象です。
特例を除外して紹介しますが、国の教育ローンは「金利1.76%」の「上限350万円」からローンを組むことができ、金利も限度額も民間企業のローンを凌駕する好待遇です。
ただし、民間企業のローンと大きく異なる点は、親族を連帯保証人にしなければならないことです。
民間企業のローンでよくある「無担保無保証」ではないので、人によっては申込条件が厳しいケースが考えられます。

◇民間企業のローン
民間企業のローンは、銀行や消費者金融など、民間企業が提供するローンすべてが該当します。
民間企業のローンは種類が非常に多いですが、声優養成所が対象となるかどうかは「使徒」を確認すれば分かります。
一般的には教育ローンやフリーローン、あるいはクレジットカードのキャッシングなどが身近なローンとなります。
「使徒が自由」か「教育目的」となっているローンなら、声優養成所の学費のために利用できます。
民間企業のローンは会社によって金利や上限額が異なりますが、100万円ほどを目安にするとフリーローン(銀行カードローンなど)で「15%前後~18%」が金利相場となります。
教育ローンは「5%前後」でも借りられるところが多いですが、申込条件における年収が審査を含めて厳しいため、年収が低い方にとってはフリーローンの方が圧倒的に借りやすい現状があります。

◇声優養成所が用意しているローン
声優養成所によっては、独自にローンを用意しているところがあります。
上記で紹介したキャッシングや銀行カードローンなどに比べると、金利が安い傾向にあることが魅力です。
一例を挙げると、割賦販売法による分割払いが用意されているところでは、上限50万円で金利は「4.5%~6.5%」程度です。
同額を銀行カードローンなどで調達するときは、ほぼ18%に着地することが多いので、それに比べると金利はかなり優遇されています。

 

どこへ申し込むのが良い?

ローンは本当に申込先の選択肢が多いですが、損得は金利で決まることからも、ファーストチョイスは「国のローン」です。
次に「入学を検討している声優養成所のローン」か銀行の「教育ローン」、最終手段が民間企業の「フリーローン・銀行カードローンやキャッシング」です。

最も簡単に借りられるのが銀行カードローンや消費者金融キャッシングですが、このフリーローンというのは「自由な使い道!多目的ローン!」など魅力あふれる宣伝を見かけるものの、とにかく金利水準が高いことは基礎知識として覚えておきましょう。

もし手段がフリーローンしかない場合でも、声優養成所の入学金数万円だけを借りるといった工夫を検討するのがおすすめです。
借りる金額が少額であれば、金利が高くても手数料は微々たる金額です。

例:5万円を18%で30日かりた場合
「5万円」×「18%」÷「365日」×「30日」=「約750円」(1ヶ月あたり750円の手数料)

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