東京の声優養成所に通うなら知っておきたい!オーディションについて

公開日:2019/05/01  最終更新日:2019/06/11

テレビをつければ、かっこいいナレーションや可愛い声で視聴者を魅了する声優。おそらく、第一線で活躍をするプロの声優も「幼いころからアニメが好き! 」「自分の声を活かした仕事がしたい! 」と、憧れから始まり努力を重ねて夢を掴んだのでしょう。

では、実際に「声優」を職業にするにはどうしたらいいのでしょうか。今回は、声優になるために多くの人が通う「声優養成所」について紹介していきます。

 

そもそも声優養成所に入るためのオーディションってなに?

声優になる方法はさまざまですが、最もノーマルだといわれているのが「声優養成所」に通い、実力をつけてからデビューする道です。声優養成所とは、その名の通り「声優になるために必要なスキルを学び、磨く学校」

オーディションに合格した人のみが入学できます。基本的に募集要項の対象者であれば誰でも受けることができます。ですが、声優養成所によって年齢や経験、実績に制限を設けている学校もあるため募集要項をチェックすることは忘れずにおこないましょう。

主なオーディション内容は以下の通りです。

・書類審査(履歴書・宣材写真・ボイスサンプルなど)

・面接(志望理由など)

・実技審査(朗読、ナレーション、実際のスタジオで収録 など)

・質疑応答

このように、声や話し方など声優専門スキルや素質に加え、志望理由や書類審査で人柄も審査対象になります。声優になりたいと意気揚々と入学をしても、現実は甘くありません。道半ばで夢を諦めてしまう人も多くいます。

声優養成所としても「絶対にデビューしたい! 」「良い声優になりたい! 」と強い熱意が伝わってくる人や目標が明確な人を育てたいですし、良い声優をデビューさせることが本望です。スキルだけでなく、面接や書類審査でやる気や成長意欲も審査されていると考えていいでしょう。

 

養成所選びのポイントは?

どの声優養成所に所属すべきか自力で見分けをつけるのは至難の業です。というのも、声優養成所それぞれに特徴や学べる内容が異なるからです。

アニメ声優を目指しているのであれば第一線で活躍しているプロのアニメ声優の経歴を調べ、同じ声優養成所に入ることを検討してみるのもいいかもしれません。ドキュメンタリーなどのナレーターを多く輩出している声優養成所に所属するのはミスマッチです。目指す声優の姿、やりたい仕事によって学ぶべきスキルも異なるため、まずは自分の声優としての目標を明確にしてから養成所選びをはじめることをおすすめします。

また、授業が受けられる時間帯も声優養成所によって異なるため要チェックです。

学生であれば、大学や高校の授業と両立できるか、社会人であれば仕事帰りや土日にも授業が受けられるか確認しましょう。と同時に、授業料も抑えておきたいポイントです。高ければ良いというわけでもありません。無理のない範囲で声優養成所選びをしましょう。

 

声優養成所に合格するには?

声優養成所に入るための合格率は平均3~5倍といわれています。まったくの未経験者としては合格できるか不安になるかもしれませんが、その必要はありません。この段階では冷やかしや興味本位で受験をしに来ている受講者もいるため、オーディション日までに準備をして臨めば合格の可能性は十分にあります。

書類選考通過のコツは「潜在写真」です。声の仕事とはいえ、芸能の世界ではどの職種であっても写真は本人のイメージに直結する大事な商売道具です。オーディションだからといって手を抜かず、できればスタジオなどに行って撮影してもらいましょう。写真一枚でも、面接官へのアピールポイントであることを忘れずに。

面接のポイントは、どのような声優になりたいかビジョンを明確にし、面接官に伝える練習をしておくことです。オーディションでは、自己PRなどを通して本人のポテンシャルが試されます。未経験ならなおさら「必ず良い声優になってやる! 」と気概をアピールして面接官の心を動かしましょう。

 

今回は、声優になるために多くの人が通う「声優養成所」について紹介してきました。

自分が描く声優としてのビジョンや理想の姿、それを叶えるためにどのような能力と技量を身につける必要があるかを考えると、養成所選びや面接対策にも活かせそうですね。

 

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