有名な卒業生が知りたい!東京の声優養成所に通っていた声優・有名人

公開日:2020/10/01  最終更新日:2020/09/28

将来なりたい職業に必ずランクインする声優は、若者にとって憧れの職業のひとつです。これまではあまり表舞台に立つことはなかったもの、最近ではテレビや舞台など活躍の場が増え、さらに人気が高まっています。声優になる方法はさまざまですが、ここでは東京の声優養成所を卒業して人気声優の仲間入りをした有名人を3名ご紹介します。

第3次声優ブームの火付け役「林原めぐみ」

1967年3月生まれの林原めぐみは、デビュー以来長年にわたり人気声優として活躍しています。テレビアニメを始め映画の吹き替えやラジオパーソナリティ、歌手など幅広い分野でも活躍しており、第3次声優ブームの火付け役となりました。

歌手活動をするにあたり声優がレコード会社と専属契約をする先駆けともなっており、本格的な歌手活動を行ったことで「声優アーティスト」と呼ばれる新たな分野の礎を築きました。東京の声優養成所在学中に人気アニメでデビューしますが、デビュー後しばらくの間は声優の先輩の指導を受けながらとくに配役名を持たない「モブキャラクター」に声をあてて実力を付けていきます。

1988年にアニメのメインキャラクター役を獲得すると、その後も主役級のキャラクターを数多く演じるようになり人気を定着させました。1991年からは歌手活動も開始し、アニメの主題歌やオリジナル楽曲を発表するなど、日本を代表する声優として知られています。

成年男子に初めて声をあてた「緒方恵美」

1965年6月生まれの緒方恵美は、東京・秋葉原出身の生粋の江戸っ子です。両親が音楽や芸能関係の仕事をしていたことにより幼少期に子役をしていましたが、所属劇団の解散をきっかけに声優に転向し養成所で学びました。

アニメの少年役やボーイッシュな女性などの中性的な役を数多く演じていることが特徴で、1994年の第17回アニメグランプリで声優部門賞を受賞した際も、男性キャラクター部門を始め全部門において緒方の関係作品関連が独占する快挙を成し遂げました。

ただし、もともとの地声は決して低い訳ではなく逆に高い方ですが、少年役を演じるにあたって声域を広げるため、ランニングなど運動によって体を作り変えたという逸話が残っています。また、声優の他に女優や歌手としても活動しており、作詞と作曲も自らが手がけるシンガーソングライターとしてシングル12枚、オリジナルアルバム12枚を発表するなど本格的な音楽活動も行っています。

かっこいい雰囲気のキャラクターを演じることが多い「神谷浩史」

神谷浩史は1975年1月生まれの声優です。高校在学中に演劇部の大会で個人演技賞を受賞したことで役者を目指しますが、卒業後に劇団と間違えて東京にある声優養成所に入所したことから声優デビューを果たします。1994年のデビュー作ではドラマCDの生徒役を演じましたが、それ以降はナレーションの仕事が多く、主に情報番組などで活躍していました。

2012年から2016年にかけて、声優アワード最多得票賞を5年連続で受賞したことで声優アワード殿堂入りを果たし、声優としての地位を確立します。低めで落ち着いた感じの声色が特徴で、アニメでも男性重要キャラクターを演じることが多いですが、これは制作側で映像プランが固まった際に「このキャラクターを演じるのは神谷しかない」とオファーされることによります。

また、声優の他に歌手としての一面もあり、シングル6枚にミニアルバムとオリジナルアルバム合わせて10枚を発表し、ワンマンライブも行うなど精力的な活動を行っています。

 

若者を中心に人気と知名度が高くなっている声優ですが、声の出し方などの基本を学ぶためには声優養成所に通う必要があります。東京には有名な声優養成所が数多くありますので、自分に合った養成所を探してみてはいかがでしょうか。

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