声優養成所に入るためには、どのような試験を受ける?
声優になりたいという方は、専門学校に通うか、養成所に入ることが大切です。
養成所の場合には、事務所が直接運営している点から入りたい事務所があるという場合には養成所に入ることを検討していきましょう。
ですが、どのようにして入ればいいのかわからないという方もいるでしょう。
声優になることで好きなアニメなどのキャラクターの声の担当になることができる可能性もあり、いろいろと夢はふくらみます。
基本的な流れを知ることも大切なこと
声優養成所では、声優として必要なスキルを身に着けるためにいろいろと学ぶことになります。
ですが、まずは養成所に入ることが大切です。基本的に書類審査、面接、演技試験が行われているため、まずは書類審査に通ることが大切です。
書類審査では、履歴書での応募書類となりますが、履歴書でもいろいろと注意点があり、たとえば写真に関して、少しでも印象のいい写真を準備するということも大切です。
暗いイメージや印象が薄い写真では審査する側に対して印象が悪いため少しでも明るい笑顔で印象をよくすることもポイントの一つです。
また、自己PRでは自分の優れているところをアピールし、志望動機では、なぜ声優になりたいのかという点を明確に、きっかけや将来の仕事として選んだ理由など相手に伝わりやすいように書くことが大切です。
面接を受ける時には、自己PRも大切ですが、あまりおおげさな表現や自分をよく見せようと無理をするのは面接をする側に対してイメージを悪くしてしまう可能性があります。
個性や強調性などを重視しておくことはいいことですが、あまり過度な表現で自己PRするのは避けるほうがいいでしょう。
面接時では、熱意、やる気、そして人柄などをチェックされます。
元気であること、声が大きくだせること、癖が強すぎず素直な表現、的確な言葉で会話できているか、基本的なマナーや態度などがいいかなどさまざまな点をチェックされるため、面接時にはいろいろと注意しておきましょう。
実技では素直な表現を重視していこう
書類審査や面接以外では、実技試験があります。
基本的には、表現において技術的な要素は養成所でしっかりと学ぶことになるため実技をチェックされる場合には、課題に関してどのような表現をするのか、素直な発想、表現などを重視してチェックされます。
技術力がないから無理だと思わずに実技ではその場でできる範囲で精いっぱい表現をしていくことが大切です。
実技以外でも筆記試験などもありますが、義務教育レベルの国語力をチェックする程度なので、それほど難しいものではありません。
きちんと落ち着いて筆記を行えばクリアできます。
事務所所属になるために頑張ろう
養成所は直接事務所が運営しているため、専門学校に通うよりもこの事務所に入りたいという気持ちがあるなら、養成所に入り、しっかりと実力を身に着けて、事務所所属になることを目標に頑張ることが大切です。
近年では、専門学校なども増えてきているため、ある程度実力をつけなければ、専門学校を卒業した人達と対等に争う段階でそれなりに厳しい状況となることもあるでしょう。
しっかりと実力を身に着けることで自分に対しての自信へとつなげていくことも必要です。声優として一人前となるためにもまずは養成所に入りしっかりと学ぶ、そして事務所所属を目標として頑張ってみましょう。
声優養成所に入るために、書類審査や面接、実技、筆記などいろいろとクリアする必要があります。
特に大手事務所に入りたいならば養成所を出ることが大切なため、大手事務所に入っても問題ないレベルの実力を身に着ける覚悟をもって養成所に入る必要もあります。
人によって目的、目標などに違いはありますが、決めたからには覚悟して努力すること、最後まであきらめず目標に向けて頑張っていくことが大切です。