オーディションで声優の武器になる!ボイスサンプルについてご紹介!
声優として活動していくうえで、ボイスサンプルは非常に重要な役割を持っているとご存じでしたか?本記事では、オーディションで声優の武器になるボイスサンプルについて詳しく紹介します。作り方の手順なども紹介しているので、まだボイスサンプルを作成していないという方は、ぜひ参考にしてください。
ボイスサンプルとは
まだボイスサンプルを作っていないという方の中には、そもそもボイスサンプルがどんなものなのかよく理解できていないという方もいるでしょう。そこでまずはボイスサンプルがどんなものなのか、なぜ作っておく必要があるのかを紹介します。
ボイスサンプルの役割
ボイスサンプルとは、声優として活動している方が自分に出せる声の種類や演技の幅をクライアントにアピールするためのものです。ビジネスマンにとっての名刺、モデルにとっての宣材写真と考えると分かりやすいでしょう。あらかじめ数パターン録音しておき、オーディションなどの提出を求められた際に提出します。
ボイスサンプルの重要性
声優のオーディションは、すべて実際の声や演技を聞いてもらってから決まるわけではありません。ボイスサンプルと書類だけでオーディションが行われるケースも珍しくないため、ボイスサンプルを持っていなければ仕事をとれる機会が、大きく失われる可能性が高いです。声優として活動している、または声優としての活動を考えているけどまだボイスサンプルを作っていないという方は、もっとも得意としている声や演技のサンプルだけでもいいので用意しておきましょう。
ボイスサンプルに録音する内容
ボイスサンプルに録音する内容は、必ずこれにしなければいけないというものが決まっているわけではありませんが、自己紹介、ナレーションのサンプル、台詞3パターン程度という構成のことが多いです。人によってはフリートークなどを録音する方もいます。台詞のパターンは同じような人物を想定したものではなく、年齢や性別が違う台詞が理想です。
ボイスサンプルの作り方
ボイスサンプルを作る方法は、自宅で録音して作成する方法とスタジオで録音して作成する方法の2つのパターンがあります。下記からは、これからボイスサンプル作りに取り組もうと考えている方のために、それぞれの方法について詳しく紹介します。ぜひボイスサンプル作りの参考にしてください。
自宅で作成する場合
ボイスサンプルはスタジオなどの施設に行かなくても、自宅でも作成できます。自宅でボイスサンプルを作成する場合は、まず機材や環境を整える必要があります。環境としては静かな場所の用意が必須です。
また機材としては、マイクとパソコン、オーディオインターフェース、音声編集ソフト、ポップガードなどが必要になります。録音に必要な機材を持っていない場合には、すべての機材を揃えるのにお金がかかってしまうかもしれませんが、節約して粗悪なマイクなどを使ってしまうと、ボイスサンプルにも影響を及ぼす可能性があります。初期投資として割り切って、評判のよい機材を揃えるようにしましょう。
スタジオで作成する場合
スタジオを利用してボイスサンプルを作成する場合は、まずスタジオを予約する必要があります。スタジオによっては、プロに編集まで依頼できるプランなどが用意されているため、編集などに不安がある方はプロに頼ることも検討してみましょう。なお、利用するスタジオにもよりますが、1万円から5万円ほどの費用がかかります。
まとめ
本記事では、オーディションで声優の武器になるボイスサンプルについて解説しました。声優のオーディションにおいて、ボイスサンプルの提出を求められる機会は少なくありません。提出を求められた際に、作っていないから提出できないと答えてしまうと、そのことが原因でオーディションを落とされてしまうかもしれません。まだ作っていないという方は、できる限り作っておくようにしましょう。本記事が、声優として活動している方や声優として活動したいと考えている方の役に立てれば幸いです。