声優養成所に提出する履歴書の注意点はある?

公開日:2020/01/01  最終更新日:2020/01/14

本格的にプロの声優を目指そうと考えている人も多くいるでしょう。声優になるためには、まずは養成所に通って基礎を勉強する必要があります。そして、養成所に入るときには履歴書が必要になります。履歴書は、書き方に気をつけなければ印象を下げてしまう可能性があります。そこで、履歴書を書くときの注意点について解説します。

まずは基本を大切にすることを心がけよう

東京の声優養成所へ入るときには、自分がどこの誰なのかを知ってもらうためにも履歴書は必要です。そして、好印象を与えるためにはまずは基本をおさえることが大切です。

文字は小さ過ぎず大き過ぎないことを意識して、読む人が見やすいようにすることが大切です。また、学歴を記入するときには略したりすることはなく、必ず正式名称を記入しましょう。

このときに注意しなくてはならないのが、記入間違いをしたときです。修正液などで文字を治すと見た目があまり良くはないため印象が悪くなってしまいます。心配なときには下書きを別紙にしておくなどして、できるだけ記入ミスをなくすようにすることが大切です。

自己アピールは自分のすべてを知ってもらうことが必要

自己アピールをするときに、何を書いたら良いのか迷うという人もいるでしょう。そんなときには、自分がこれまでどのような人生を送ってきたのかを振り返ることを意識すると書きやすくなります。

特に長所を書くときには、恥ずかしがらずに書くことが大切です。このとき、単に「明るい性格」とか「真面目」とだけ書いても相手には伝わりにくく個性を感じることはありません。

たとえば、小さい頃から皆を笑わせることが好きだったと書くと、相手からすると「皆を笑わせることが好きだということは、とても明るくて人への気遣いができる人なんだ」と認識がされやすくなります。このように、単語で説明をするよりも文章で説明をしたほうが伝わりやすくなります

そして、長所ばかりよりも短所をときどき入れることが大切です。このときに注意しなくてはならないのが、短所を書くときにネガティブにならないことです。短所というと、どうしても自分の欠点を記入するため、ネガティブな文章になりがちです。ネガティブにならないためには、短所を克服したい旨も一緒に記入するとポジティブな印象になります。

志望動機はできるだけ詳しく書くことが大切

一番大切になるのが志望動機です。なぜ声優になりたいのかという気持ちを知ってもらうためには、できるだけ詳しく書くことが大切です。たとえば、アニメが好きで声優を目指そうと考えているなら、どういったアニメが好きなのか、どこで声優という職業の素晴らしさに気がついたのかも記入することが大切です。

理想の声優に近づくことが目的なら、誰を目指そうと考えているのか、その声優のどこに魅力を感じるのかをきちんと説明しましょう。そういった詳しい理由を書いておかないと「憧れの声優に会いたいだけなのでは?」と誤解されてしまう恐れがあります。

そして、注意しなくてはならないのが感情を入れ過ぎないことです。好きだという気持ちをアピールしたいときには、どうしても感情が出過ぎてしまいます。情熱的には感じられるかもしれませんが、読みづらい文章になる可能性もあります。できるだけ冷静に、落ち着いた文章を心がけましょう

 

東京の声優養成所に入りたいときには、かなりの倍率だと考えておくことが必要です。特に人気があるところは対策を立てなければ難しくなります。履歴書の書き方は慎重におこなわなければ、読んだ人に誤解を与えたり印象を悪くする場合もあります。

自分がどういった人物で、なぜ声優を目指そうと考えているのかをできるだけ詳しく書くことは、読んだ人に親近感を与えることができて、個性をアピールすることへと繋がります。ですが、文字が読みづらかったりした場合や、あまりにも感情的になり過ぎたというときには、どれだけ良い文章を書いても相手には伝わりにくくなってしまいます。

読みやすい文字と、わかりやすい文章を心がけることが大切です。

サイト内検索
記事一覧