声優養成所の面接ではどのようなことを聞かれる?
東京で将来声優になりたい場合には、声優養成所に通うのがよいでしょう。このときには、試験があると同時に面接もおこなわれます。面接をする場合には、事前に対策をとっておく必要がありますが、いったいどのようなことを聞かれるでしょうか。面接内容が事前にわかれば、準備をすることができるため良い結果が出やすくなるでしょう。
どのような志望理由かは確実に聞かれる
面接で聞かれる質問の一つが、志望理由になります。これは、どこの職場に受けても必ず聞かれるものの一つになります。この場合、どのように答えたらよいかといえば、その声優養成所の特徴答えることが重要です。
たとえば、その声優養成所が育成率が非常に高ければそれを前面に出すとよいでしょう。また、少し細かな特徴があった場合にもそれを話すことで「この生徒はよく調べている」と感心されることがあります。それが確実に合格につながるかといえばそうとも言い切れませんが、良い印象になるのは間違いないです。
この養成所を選ぶ理由、いわゆるこの養成所ではなくてはだめな理由を明確に、かつ具体的に答えることで必要となるのです。
逆に、志望理由でよくないのは、家から近いからあるいは学費が安いからといったものです。確かに、学費の安さなどはその声優養成所の特徴かもしれません。ですが、これから声優を目指す人が学費の安さだけで声優養成所を選んでいたとすれば、決して大勢するとは言えないでしょう。
少なくとも、途中でやめてしまう可能性が高くなるため、あえてそのような理由を述べないのが基本です。面接で、突っ込まれることもありますのでよく調べておくことが必要になります。何となく表面上だけの情報を調べていても、突っ込まれたときに返答のしようがなくなってしまいます。
後は、ネガティブな理由を話してはいけません。たとえば、「ほかの養成所があまり良くなかったのでここ選びました」という場合には、確かに理由入はなっているかもしれません。ですが、理由そのものがネガティブに限られてしまうため、あまりそのような生徒を雇いたいと感じないでしょう。やはり、理由を説明するならば、前向きなことを説明するのがよいといえます。
またオーディションを受ける全員が思っているであろう「芸能人になることが夢でした」というような回答も、避けた方が良いでしょう。夢への気持ちや意気込みはもちろん大切なことですが、他人との差別化を図ることが難しくなるため、話の中心にするのではなく、もし伝えるのであれば関連付ける内容の冒頭に使うなどが好ましいと言えます。
親が賛成しているかどうかも聞かれる
養成所の面接では、志望動機以外に聞かれることは親が賛成しているかどうかになります。特に、二十歳未満の未成年の場合には、親の同意が必要になるところです。
親が同意していなくてもお金を用意すれば確かに入ることができますが、基本的に誘致が応援してくれていないのに本人が成功する可能性は低いです。これは、実際に成功している人を見れば周りの人が反対していないことに気がつくでしょう。
親族のだれかが反対しているという場面では、必ずだれかがブレーキを踏んでいることになり、本人が目標にむかって加速しようとしてもなかなかスピードが上がりません。このように、自分の親などが反対している場合には親を説得するだけの材料が必要になるところです。
もし賛成しているとすれば、特に問題はありません。親が子供に対して賛成しているとまで明言しなかったとしても、学費を出してくれるあるいは受験料を出してくれるとすれば、それは賛成しているのも同様になります。わざわざ養成所に通うことに対して面接の前の段階で同意を得る必要はないでしょう。
プロフィールに関して質問されることもある
面は接のときにはプロフィールを提出しますが、それに対して個別の質問をされることが多いです。ほかの人と違った質問をされるパターンもありますので、自分のプロフィールをよく考えておくことが必要です。
特に中でも聞かれるのは、趣味や特技などです。趣味や特技が、声優に関するものならばやる気があると感じるでしょう。逆に、趣味や特技が声優の仕事とは一切関係ないものでも、低く評価される訳ではありません。
声優養成所に通う場合には、面接をする必要がありますが、その中でよく惹かれるのは志望動機になります。これが明確であれば、面接官の方も何とか合格をさせてしてくれる可能性も高まります。
志望動機を話す場合には、その学校のパンフレットやホームページなどをよく見ておくことはないです。また、プロフィールに描いた内容などを質問されることがありますので、自分がどのようなプロフィールを書いたのか、そしてそれに問題がないのかまで考えておくとよいです。