声優養成所は学歴に入る?
東京で声優養成所を卒業後、声優の仕事とは全く関係ない職場に行く人もいるでしょう。これら場合、履歴書に声優養成所に通っていたことを書いたほうが良いか問題になります。学歴となるのか、履歴書に書くべきか、を解決します。
基本的には履歴書に書かないほうがいい
東京で声優養成所に通っている人は、短い人でも半年ぐらい通っています。長い人になると、3年ぐらい通う人も少なくありません。貴重な時間をそれだけ声優の勉強に費やしただけですので、高校や専門学校あるいは大学といった学歴に含まれるのか問題になります。
結論から言えば、いわゆる履歴書などに書く学歴扱いはされません。大学や専門学校の頃には、履歴書に書いてもいいですが声優養成所は学校と少し異なります。どちらかと言えば、英会話教室などと同じもの扱いになるでしょう。正式に法人化されていて学校法人にならば別ですが、そうでない場合は含めないで考えたほうが良いです。
この点に関して、専門学校の場合は少し話が変わってきます。最近は、アニメーションの専門学校などが流行していますがその中の学科の1つに声優学科と呼ばれるものがあります。この学科を卒業している場合で法人化されているならば、学歴として認められる可能性が高いです。
もし、声優に関する勉強したことをアピールしたい場合には、専門学校に行ったほうが良いかもしれません。ただ専門学校の中にも、法人化されているところとされていないところがあります。法人化されているところならば基本的に履歴書等で書いても問題ありませんが、法人化されていないところは特に書く必要はないわけです。
声優に関係する仕事をしたい場合には
将来的には、声優になるかあるいは声優に関連する職場に就職する人も少なくないでしょう。このような場合には、学歴に書いてみても良いかもしれません。声優養成所を出たことは学歴として書く必要がないだけで、書いてはいけないわけではありません。
そのように考えるなら、声優に関する仕事につきたい場合にはあえてアピールしてみるのも1つの方法になります。会社側としても、可能な限り専門的に勉強してきた人に対してきて欲しいと考えています。そのため、そのアピール1つで採用が決まる可能性もあるでしょう。
もし、自分自身で学歴として認定することが憚れるとすれば、わざわざ履歴書に書かなくても良いでしょう。ですが、今まで声優養成所に通っていたことを口頭でアピールしてみるのも1つの方法になります。もしかしたら、そこから話が広がっていく可能性があるかもしれません。とにかく、就職のためにアピールするべきことをしっかりアピールするべきです。
声優とは全く関係ない仕事の面接に行く場合
声優養成所に通っていたけども、自分には才能がないと思い途中で諦めた場合は声優とは全く関係ないところに就職することになります。このような場合には、特に声優養成所に通っていたことを履歴書に書かないほうが良いでしょう。また、特にアピールをする必要はありません。
ですが、自分の特徴や特技などを聞かれた場合には、声優を目指していたことを話したほうが良いです。そのほうが、何もしていない人よりも印象が良い可能性があります。また、あの人は声優を目指していた人として目に留まり、覚えてもらえる可能性が高いでしょう。
東京の声優養成所に通っている場合や過去に通っていた場合には、就職をするとき履歴書の欄に学歴として養成所を出ていることを書くべきか問題になります。これに関しては基本的に書きません。専門学校や大学など出ている場合には学歴として認定されますが、養成所の場合は英会話スクールのような場所になるため学歴とは認定されにくいわけです。
ただし、履歴書には書かないまでも声優に関する仕事をしたい場合は今まで通っていたことを十分にアピールするほうがいいです。