声優養成所の入学が有利になる!願書写真のポイント4つ
東京の声優養成所は、入ること自体が難しいところも多くあります。難関の養成所には、書類の準備も万全で挑みたいですよね。願書の顔写真はどうやってとればいいの?やっぱり顔で決まるの?そんな疑問にお答えします。
願書写真のポイント4つ
①まずは基本!ルールを守り、丁寧に
基本中の基本ですが、学校の試験と同じように、各声優養成所の願書に貼る顔写真には決まりがあります。大きさ、カラーかモノクロか、裏に名前を書くなど。当たり前のようですが、ホームページや出願書類に書いてあるルールは、しっかりと守りましょう。
いくつも受ける場合には混乱して間違えてしまったり、手持ちのもので済ませたいからと少しサイズの違うものを貼ったりしてしまいがちですが、それでは受け取る側の養成所に「合格したいという気持ちがないんだな」「適当な人なんだな」という印象を与えてしまいます。切り方が汚い、曲がって貼っているなども同様です。合格したい気持ちを伝えるべく、ルールを守って撮影し、丁寧に貼り付けましょう。
②正解は、養成所のホームページを見ること
では、どのような表情の写真がいいのでしょうか。笑っている方がいいのか、知的な雰囲気がいいのか…。実は、正解はその養成所のホームページにあります。
それぞれの養成所のホームページに写真が載っている声優さんは、その養成所の「顔」と言えます。当然、その養成所が「一番いい」と思っている人の、いい表情の写真を使っています。その顔をお手本にすればいいのです。生き生きした笑顔でしょうか、クールな表情でしょうか。まずはよく見て、鏡で練習してみましょう。
③目指す声優さんの表情や姿勢をまねる
ホームページをみてその養成所の求めている雰囲気をつかんだら、今度はその養成所を代表する声優さんや、自分が目標にしている声優さんの宣材写真を探してみましょう。どんな表情で、どんなメイクで、どんな髪型で写っていますか?
ものまねメイクのようにそっくりまねる必要はありませんが、「楽しそうな表情がいいのかな」「メイクは濃すぎずナチュラルだな」「清潔感のある髪型がいいのか」「個性的な写真が求められているみたいだな」など、いろんなヒントが見つかるかと思います。その中から、自分に取り入れられるところをどんどん取り入れましょう。
④どこで撮るのがいい?
写真はどこで撮るのがいいのでしょうか。まず、暗かったり画質が悪かったりするのは論外です。最初にも書いたように、印象が悪くなります。やはり、スタジオで撮影してもらうのが確実です。最近は就活用の写真のためにスタジオ撮影をする場合も多く、たくさんのスタジオがあります。プランもたくさんあり、メイクもしてもらえるプランや、衣装を貸してくれるプランなど様々ですから、調べてみるといいでしょう。
スタジオでは固くなってしまうという人や、金銭的にスタジオでの撮影は難しいという場合は、友人に撮影を頼んだり、証明写真の機械で撮ってもいいでしょう。その場合は、画質がいいものにすることと、暗い印象にならないように明るい表情や服装にすることを心がけてください。
最後に小さなコツを伝授!
声優は、声を通して感情を伝える仕事ですから、感情表現の豊かさが大切です。ですから、感情が伝わるような写真を使いたいものです。人は、自分の好きなもののことを考えると、黒目が大きくなり、自然な笑顔が出るそうです。モデルさんなども、撮影のときは好きな音楽を流し、好きなものを思い浮かべるという話もあります。みなさんも写真を撮るときは自分の好きなもの、好きな人、好きなことを思い浮かべて、楽しい気持ちで撮りましょう。声優の仕事をしたい積極的な気持ちが伝わるはずです。