ナレーターを目指したい!東京の声優養成所で目指すことは可能?

公開日:2020/08/01  最終更新日:2020/08/26

ニュースやバラエティー番組の進行役であるナレーターになるには、声で演技をする技術を持たなくてはいけません。その技術を培えるところが声優養成所であり、ナレーターと声優を兼任できる人材を目指すことが可能です。ここでは東京でナレーターを目指すために通うべき声優養成所の概要と得られる技術について見ていくことにします。

どうして声優養成所に通わないといけないの?

ナレーターの命である声は、普段我々が会話で使用している声とは異なっているのが特徴です。標準語で語尾までハッキリと聞こえるように話をするというのは、簡単そうに見えますが実は非常に難しいものです。この声を鍛えるには正しい発音・腹式呼吸等をマスターしなくてはいけず、独学で行うのが困難といえます。

そのため声優学校に通って、プロの声優やナレーターとして活躍されている方のサポートを受けながら鍛えていくことが効率的で、確かな結果を得ることへの近道となるでしょう。またナレーターという職業は一種の芸能活動に分類されるため、各業界とつなぐパイプを持つ必要もあります。

そのパイプとなってくれるのが声優養成所であり、卒業後にプロダクションに所属するための後押しやオーディションの斡旋等も行ってくれます。基礎的な指導から本格的なデビューへとつながるバックアップを行うため、ナレーターを目指す場合の出発として養成所に入所するのが望ましいです。

東京にある声優養成所の概要と入所条件

2020年7月時点で、全国に計1,400件の声優養成所があります。そのうち東京には計210件の養成所があるので、全国的に見ても多いのが特徴です。昨今は声優という職業が若い世代を中心に注目されており、それに比例して学べる施設も首都である東京に集中しているといえるでしょう。

東京にある声優養成所で実施されているカリキュラムに目をやると「アフレコ実習」「発声練習」「基礎演技」「朗読」を実施されています。これらは声優・ナレーターのどちらにも必要な技能であり、とくに朗読に至っては声の抑揚を鍛えるのに打って付けのカリキュラムです。

このうち基礎演技はナレーターには不要なものと感じますが、バラエティー番組の場合は場面ごとに嬉しい・悲しい感情を込めた声を発さなくてはいけません。ある種の声で喜怒哀楽を演じなくてはいけないので、実際に身体を動かしながら演技力を磨く必要もあるというわけです。

養成所に入所する条件としては、大半のところで年齢・性別不問となっており目立った条件はありません。お子様からご年配の方まで入所して、声を鍛え上げることが可能です。

ナレーターを目指すなら東京が最適!

東京には数多くの声優養成所があり、自身の希望するカリキュラムを実施しているところを吟味してから通えます。学び場所が多いというのはそれだけ多くの同じ夢を抱く同志がいるということでもあり、互いに切磋琢磨しながら実力を高められるよい環境が整っているともいえるでしょう。

また東京の場合、数多くの映像制作会社・テレビ局があります。駆け出しのナレーターの場合、お仕事を手に入れるには必ずオーディションを受けなくてはいけません。このオーディションに合格をして初めてナレーターとしてお仕事に就けるのですが、全国各地のどこでも実施していないものです。

主にオーディションは東京でなされるので、近場で学んでいれば養成所を通して参加への呼びかけを受けることも可能です。声優養成所は各業界と密接なつながりもあり、中にはオーディション無しでお仕事をもらえるチャンスを手にすることもあるほどです。そのため、ナレーターを目指すなら東京は最適な場所といえるでしょう。

 

以上、声優養成所の概要とナレーターを目指すのに東京がよい理由についてでした。東京は経済・政治の発信地であると同時にマスメディアの情報発信地でもあります。マスメディアに必要なナレーターを広く求めており、デビューのチャンスをいち早く手に入れられる地域ともいえます。

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