通信制の声優養成所で身につく基礎力とは?

公開日:2018/05/01  最終更新日:2018/08/22

通信制の声優養成所で身につく基礎力とは?

声優に必要なスキルは

「声質のバリエーション」や「声量」などがイメージされますが、

演技力も必要なスキルとされています。

通信制の声優養成所でも、演技力に関するカリキュラムが盛り込まれており、独学ではなかなか習得できない基礎力を身につけることができます。

 

基礎力が身につくカリキュラム

通信制の声優養成所のカリキュラムは以下のような内容があります。

◇表現演習
声優やナレーターは自分自身が演技をするわけではなく、声で演技することが特徴ですね。
しかし、声優養成所には人前で表現することが基本という考え方があることから、表現演習や演劇といったカリキュラムがあります。
このカリキュラムはイメージどおりに役をこなすため、俳優や役者と同じような練習を行います。

◇アテレコ
アテレコも声優の基礎力としては欠かせないカリキュラムです。
アニメや動画を流しながらセリフを吹き込んでいく練習です。

◇ボイストレーニング
ボイストレーニングは呼吸法や滑舌などを練習していき、声量に繋がるカリキュラムです。
また、ボーカル練習が盛り込まれている声優養成所では、リズム感も養うことができます。

◇ナレーション
ナレーションは原稿を読む表現力を身に付けられます。
アテレコはアニメや動画に合わせることが基本であることに対して、ナレーションは聞き取りやすさや表現力などが求められます。

◇オーディションや面接
声優としてデビューするためにはオーディションや面接をこなし、仕事を獲得する必要があります。
声優養成所では、履歴書の書き方からオーディション対策まで、仕事を得るノウハウまで学ぶことができます。

◇その他
他にも、日本語のアクセントを学んだり、収録現場の見学など様々なカリキュラムがあります。

 

独学で基礎力は身につけられる?

最近はYouTubeなどのネット配信を含めて声優の活躍の場が広がっているため、独学でも声優になることは可能です。
しかし、基礎力をしっかりと身につけるという意味では、やはり声優養成所へ通う方が充実したカリキュラムによってスキルの底上げが可能となり、さらにコネクションやオーディション対策などからも仕事のチャンスを掴みやすいことは間違いありません。

○独学と声優養成所の違い
★「演技力」が1つのポイントでもあります。
クオリティや効率などはさておき、ボイストレーニングやアテレコなどは独学でも可能ではありますが、初心者の状況において独学で演技を学ぶのは難しいですね。
また、声優は裏方の仕事というイメージがあると思いますが、声優にもいろんな仕事があることからも、演技力の基本を身につけて人前で何かをすることに慣れることは重要なスキルでもあります。

独学では、人前で演技を披露する場がないことからも、声優養成所で学べる基礎力というのは幅が広く、将来に繋がる重要性も高いです。

 

基礎力が高いと仕事が増える

基礎力をしっかりと身につけることで、仕事を増やしやすくなります。

独学の場合
1つの役柄においては秀でた特徴やスキルがあるけれど、トータルスキルのバランスが悪いことから特定の仕事しか得ることができないといったケースがあります。

○声優養成所のカリキュラムの場合
声優の仕事の需要や種類から逆算して構築されているため、バランスよく様々なスキルを伸ばせることが最大の魅力です。
それに加えてオーディション対策なども学んでいくことができるので、今の時代においてはプロの声優を目指す際に声優養成所を卒業するというルートは王道になりつつあります。

「プロの声優として活躍したい!」という強い想いがあるなら、業界を知るという意味でも声優養成所からスタートしてみてはいかがでしょうか。

 

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